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学習の最終目標

この教材の最終目標は JavaScriptライブラリを作成することです。

必ずしもnpmパッケージとして公開する必要はなく、GitHub の public repository として作成することで、以下のように npm installが可能になります。

sh
npm install account_name/repository_name

なぜJavaScriptライブラリを作るのか?

現在のモダンJavaScriptフレームワークでは、多くのライブラリが使用されています。

言い方を変えると、誰かしらが作った便利ツールを使いこなすことで、Webアプリケーションを開発しているということです。

npmライブラリの仕組みや作り方を学ぶことで、特定のフレームワークの使い方ではなく、現代フレームワークについて広く理解するための基礎知識となります。

作成するライブラリの例:文字数バリデーター

今回は、シンプルな文字数バリデーションライブラリを作成します。

機能仕様

入力された文字列が指定した文字数制限を満たしているかをチェックする関数を提供します。

js
import { validateLength } from 'your-library-name'

// 基本的な使い方
validateLength('こんにちは', 10)  // true(5文字 ≤ 10文字)
validateLength('こんにちは。私の名前は田中太郎です。', 10)  // false(18文字 > 10文字)

// より詳細な情報も取得可能
validateLength('Hello', 10, { detailed: true })
// { isValid: true, length: 5, limit: 10, message: '文字数制限内です' }

開発・学習手順

この教材では、以下のステップで開発・学習を進めていきます。

  1. プロジェクト作成
  2. 関数作成
  3. import / export

自分なりのアレンジもOK

文字数バリデーターは一例です。学習が進むにつれて、あなた独自のアイデアでライブラリを作成することも可能です。重要なのは、作成プロセスを通じてJavaScript開発のスキルを身につけることです。